AKIRAとピンボール、知らぬ者からすれば意味不明な組み合わせだが、知る者にとっては「ついに来たか」といったところである。もっとも、題材が題材なだけにプレイしてても原作の雰囲気なんかはあんまり感じられないのだが……。
一方でピンボールゲームとしてはかなりガチな作り込みなのではないかと思う。何しろ作ったのは「Kaze」、日本一のピンボールゲームメーカーだ(日本二があるのかという疑問は置いといて)。派手さこそないものの、フリッパーの制御やハギングなどのテクニックを駆使するゲーム性はまさにピンボールである。