STG界の伝説のレジェンドとしてその名を聞かないことは無いレベルのゲームである。あまりSTGに詳しくない者でも、一目見ただけでこのゲームが他と一線を画す、何かとてつもない場所に位置するゲームであることを察せるのではないだろうか。
このゲームについてよく言われるのがパズルゲームであるということだが、個人的にはパズルというよりは音ゲーのほうが近い気がする。攻略する上で「リズム」こそがもっとも重要だと思うからだ。4面やラスボスなんかはそれが顕著で、ひとたびリズムが狂えばBADからの即死は免れない。そもそも超絶パターンゲーであって考えながら動くゲームじゃないしね。何にせよ一般的なSTGのテンプレートからは程遠い、異次元の方向に極端に振り切ったゲームである。プレイヤー自身もハマる人はどっぷりハマるが無理な人はどうやっても無理、という両極端に分かれるだろう。
これもガレッガと同じ稼いでナンボ系のゲームかなあと思う。シルバーガンの時に「スコア稼ぎを強要されるのが嫌」という声が多く聞かれたためか、今作はそれほど稼ぎを意識しなくてもクリアするだけなら問題ないように作られている。だがこのゲームを稼ぎ無しでプレイして楽しめるのか、というとどうなんだろうなっていうところ。私としてはシルバーガンのほうが好みである。まあ好き嫌いは別として、義務教育のつもりで一回ぐらい触ってみては。
[steam] 斑鳩 easy ショットを撃たずにクリア IKARUGA dot eater-all
[斑鳩] LA版とsteam版の2ボス開幕判定