私がゲームを評する時、基本的に「クソゲー」という言葉を使うことはない。どんなゲームにも良いところは必ずあるだろうし、世界のどこかにファンの1人もいるはずだ。私自身、自分の好きなゲームがクソゲーのそしりを受けて悲しい思いをしたことが幾度もある。だからいかなる場合でも頭ごなしに否定するようなことはしないようにしている。
しかし……しかし、だ。それでもなお言わねばならぬ時もある。天を指突き声高らかに宣言せねばならぬゲームも確かに存在する。これはクソゲーである、と。例えば、そう、ネオジオヒーローズのような。