2020年に私が遊んだゲームのうち、このサイトに載せてないものやYoutubeにアップしていないものをざっくり見ていこうのコーナー。あくまで私が個人的にプレイしたゲームであって2020年に発売された新作という意味ではないのでそこんとこヨロシク。ちなみに2019年はこちら。2019年ゲーム録外伝
これまでにいくつもの良質STGを安定してリリースし続けてきた開発チームの、新作にして最終作となる作品。チームが解散するわけではないと思うが、ひとますゲーム制作はこれで終了となるようだ。爽快感あるゲームデザインは今作でも健在。敵は柔らかくて気持ち良く壊れてくれるし、ジャラジャラ出るスコアアイテムを回収するのも楽しい。アンロック要素は少なくなったものの、そのぶん本編のボリュームがかなり多くなった。っていうか多すぎる。1面ごとに挟まれる見降ろし式のアクションパートが長すぎないか?1つ減らして代わりにSTGステージがもう1つ欲しかったところだ。
ティンクルスタースプライツ風の対戦型STG。スプライツ風っていうかほぼスプライツ。ゲージ版のエキストラが溜め撃ちではなくボタンひとつで出せるところが違うくらいで、あとはもう敵編隊の構成だとか連爆やザコ弾の仕様だとかほぼそのまんまである。だが1つ大きな違いがあり、それはこのゲームはタイトル通り最大99人まで同時対戦可能だということだ!そう、テトリスとかマリオとか最近ヒットしたバトロワ系の流れに乗ってしまったのがこのゲームである。
コンセプトとしては突拍子もないものだが、基礎がスプライツなおかげかこれが意外と面白い。細かい部分の作りの雑さがかえって良い方向に働き、実力差があるメンバーで対戦しても全てのプレイヤーに勝利のチャンスがあるところがミソだ。まあ対戦できたら、の話だが。私は幸運(?)にも仲間内で多少の対戦をすることができたが、野良でのマッチングは言うまでもなく絶望的な状況にある。ちゃんと対戦できれば面白いと思うんだけどなあ…まあ流行らねえよなあ……。
上のStar99よりもさらに人が居なくてどうしようもない対戦STGがコレだ。通称スパスパ。対戦相手と画面左右のフィールドに分かれて戦うのはスプライツと同じテンプレートだが、その他の点ではパズルとSTGをあわせたまったく新しい対戦ゲームである。まずザコ敵を倒していると上からパズルのピースが降ってくるので、そのピースをキャッチする。続いてそのピースを正解の場所に設置するわけだが、その間にも攻撃はガンガン飛んでくるのでそれらも頑張って避けなくてはならない。もちろん回避だけでなくザコ敵の処理や対戦相手への妨害も重要だ。さらにパズルのピースは向きも関係あり、場所だけでなく正しい方向に回転させなければならない。そうしてピースを次々にはめていき絵を先に完成させたほうが勝利、というのが基本的なルールとなる。
…何のゲームだよ!オレは何をやらされてるんだよ!いや決してつまらないというわけではないのだ。ゲーム自体はちゃんとまともに遊べる出来にはなってるんだが…うーん。これも身内で多少の対戦はしたものの、私も他のみんなもこのゲームに対する具体的な評価を下せるほどの回数はできなかったし、たぶんこれからもやることはないだろう。スパスパは我ら人類には早すぎたのだ……。
当時購入して何百時間とプレイしたものの、なかなか思うように攻略できなかったゲーム。しかしもはやあの時のオレではない。いまグーグルの力をもってすれば60万人到達など容易いものよ、と思って再挑戦したのだが見通しが甘かった。マップ61で初級スタートという好条件にも関わらず人口は55万人ほどで頭打ちに。敗因はおそらく序盤でプレゼントを使いすぎたことだろうか。今回は負けたが次こそは60万人クリアしてやるぞ。
レトロ風の見た目とシンプルなシステムからは想像できないほど操作性の悪いゲーム。その主な原因は「地上では静止した状態じゃないと攻撃を出せない」という謎の仕様に起因するところが大きい。しかしまあそれ以外は悪くない。良くもないけども。全体的にあっさりした薄味なゲームだが、エンディングの展開は予想外のところもあってなかなか良かった。
気が付いたらいつの間にか流行っていたいわゆる「モン娘」もの。スライム、ハーピー、獣人の少女と共に100階層もあるダンジョンをユウ君がひたすら登っていく。全編に渡ってユルい雰囲気で、味方だけでなく敵側にも可愛いモン娘が多数登場し味気ないダンジョンを華やかに彩ってくれている。
一方で戦闘の難易度は意外と高い。敵の強さがどうとかではなく操作がクッソ忙しいのだ。移動画面は普通のRPG風で敵とエンカウントすると画面が切り替わってアクション式の戦闘になるのだが、このゲームにはオート戦闘などという生ぬるいものはついていない。主人公であるユウ君とお供3匹すべてをプレイヤーが自分の手でマニュアル操作しなければならず、ちゃんと各キャラを使いこなそうとしたらコンボ格ゲー並の入力速度が要求される。なのでぶっちゃけヘタに味方同士で連携を取るより、ユウ君はひたすらガードしてたほうがかえって混乱せず上手く戦えたりする。
「アルタイル・ラムダ」と読む。この美しくも派手なグラフィックにしてなんとウディタ製。すごい!すごい、が、大丈夫なのか?本来ウディタはRPGを作るためのソフトである。機能の自由度が非常に高いため他のジャンルも作ろうと思えば作れるとは言え、こんなすさまじい描写量をウディタで処理して大丈夫なのだろうか?
結論から言うと大丈夫じゃなかった。重い!尋常じゃなく重い!通常時で20fps、敵が増えてくると10fps、ややもすると1ケタfpsもあり得るほどの激重STGだ。それでもクリアすればせめてパイロットの女の子の1枚絵ぐらい見れるかもしれないと思ってとりあえず頑張ったが、ラスボスを倒したらゲームオーバーと表示されてスタッフロールすらなくそのままゲームが終わった。ガッデム。まあある程度は分かってて買ったからいいけどね。やっぱりSeekerMemoriaはすごいゲームなんだなあと再確認できたことが一番の収穫かもしれない。
タワーディフェンスの攻守を逆にした感じかな?と思って購入したら全然違った。けど面白い。ゲームジャンルとしてはほぼアクションだと言えるだろう。プレイヤーキャラは戦闘能力を持たず、代わりに様々な味方ユニットを召喚して設置したり突撃させたりして進んで行く。ユニットの種類は見た目も性能もとても豊富で、大量のちびキャラが画面上でわちゃわちゃするのは見てるだけでも存外楽しい。
しかしそのわちゃわちゃが戦略性を無くしている原因でもある。そりゃもうとにかく大量の敵味方が入り乱れて画面が大変なことになるので、命令を出したいユニットを的確に選択することが既に難しいし、ステージクリア時の評価に「残存ユニット数」が関わる都合上、ひたすらユニット召喚しまくって数の暴力でゴリ押ししたほうが結果的に評価が高くなる。ゆえにこれはシミュレーション要素はあんまりなくてアクションゲームに近いというわけだ。このサークルはSTGもいくつか出しているようなのでいつかそっちもやってみようと思う(購入はしたが例のごとく積んでいる)。
こいつぁひでえ。スクリーンショットではなんか良さそうに見えるのに、実際プレイしてみるとびっくりするぐらいダメなゲームだった。操作はモッサリ、スピード感も爽快感も無い。なのに敵はやたら機敏に動き回るもんだからもうストレスだけが溜まっていく。ステージで稼いだお金で自機をアップグレードできるが、全10面のうち3面ぐらいでフル装備になってしまうので速攻で金の使い道が無くなる。飛行形態は地形に接触すると即死するので地形が複雑な場所ではロボット形態になるわけだが、そのまま地形のそばで飛行形態に戻ろうとすると変形ボタンを押した瞬間に自機が爆散する。オプションのサウンド設定にキャラクターのボイス音量を上げ下げする項目があるが、そもそもこのゲームにボイスは無え!
こういうダメなゲームを見ると絶対にクリアしてやるという意欲が逆に湧き上がってくるようになってしまったらゲーマーとして末期だ。みんな私のようになってはいけないぞ。一応ミッションのバリエーションが豊富なところは良かった。防衛ミッションなんかはアーマードコアにもこういうのがあればいいのにと思ったな。あ、あとオペ子が可愛い。
灰色に染まった退廃的なビジュアルが目を引くSRPG。プレイヤーは「ドーター」と呼ばれる女戦士の部隊を操作して異界のクリーチャー達と戦っていく。ゲームオーバーになるとその時点での強さの一部を引き継いで2周目が始まるシステムで、当初はそれで何度も死に戻りしながら少しずつ強くなっていくことが前提のバランスだった。何しろキャラの体力が減っても回復する手段が無いのだ。キャラは基本的に使い捨ての消耗品で、ある程度成長したらサクッと死んで来世に期待ってことだ。
しかしそれが不評だったためか現在ではアップデートでそのあたりの仕様が大幅に緩和され、初期パーティでも問題なくクリアできるようになったらしい。私はというと、古いバージョンのころにプレイしてラスボスまでいったのだが、どう頑張ってもゲームがフリーズする症状に阻まれて結局エンディングを見れていない。アップデートで直ってる可能性もあるしそのうちまた再プレイするつもりだ。
悪夢のような世界に閉じ込められた少年がその世界から「解放」されるために旅をする、見降ろし式のアクションゲーム。攻撃手段は弱攻撃・強攻撃・ゲージ消費技・使い魔の援護攻撃があり、回避はダッシュとダッジとパリィ。ソウルシリーズの影響か、外人はパリィ好きだな。戦闘時に取れる行動が豊富な上に武器や使い魔の種類もかなり多いので、プレイヤーの好みや状況に合わせていろいろなプレイスタイルを構築できるのが良い。
ストーリーについては2周しないと真エンディングが見れないのだが、その2周目というのがまた何と言うか…すごい。おそらく製作者はこの2周目こそが描きたかったことなのだろう。しかしそれではついてこれる人が居ないだろうから、1周目では我慢してマイルドなゲーム内容にしたのだと思われる。製作者のセンスについていける自信がある人はぜひ真エンドを目指してみよう。
ロボカスタマイズ要素があると聞いて飛びついた新作ソシャゲ。とは言え実のところ機体を組む楽しさはあんまり無い。自由にパーツを組み合わせて作る汎用機の他に、一部のキャラにはフルセットの専用機が存在しその専用機がまたアホみたいに強いのだ。なので効率を考えるならば汎用機の出番はほぼ無いと言っていい。もっともこれには良い面もあって、低レアリティのキャラでも専用機持ちならそんじょそこらのSSRキャラより強かったりするし、だいたいの専用機は無課金でも手に入るようになっているのでプレイしていて特に不便は感じない。
それよりも悩ましいのがこのゲームの人気の無さだ。運営がbilibiliでプロモーションにも相当気合い入ってたはずなのだが、悲しいほどにこのゲームをやってる人を見かけない。やっぱりロボか?ロボがいかんのか?
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2020年はSTGあまりやらなかったかな?改めて振り返ってみるとアクションやRPGが多かった気がする。それにしても、いよいよ本格的に家庭用ゲーム機で遊ばなくなってきたなという印象。別に避けているわけではない。むしろswitchなんかは品薄で騒がれる前にとっくに買ってるんだよ。でも面倒くさいというか先にやること多くてなんか後回しになってしまってなあ……。2021年はPS5かXsXでさらに積みハードが増える予定。
2021/01/15